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2004/09/06

私的模型誌評2004年8月発売号 その2

ようやく次の感想を。
電撃ホビーマガジン誌

表紙は久々の巨大胸部アップモデル。ネタはフォースインパルスガンダム。岬氏+NAOKI氏+古木氏の3人の共同製作作品。作ったことに尊敬しますが、どうしてもモデルグラフィック誌センチネル別冊のSガンダムと比較されてしまうのは可哀想かな。Sガンダムの情報量に比べるとディテールはあっさり目に仕上げられていますがどちらもその時のトレンド的造形が施されているのは面白いですね。そして、早速ページを捲ってみると飛び込んできたのが11月からのおまけ付きで4週連続で特別号発売だとか。貧乏人の私にどうしろと・・・。まぁそれでも買うんでしょうけど、低年齢層読者にはツライのではないのでしょうか。続いて、小松氏の1/144フォースインパルスと原口氏の1/144ザクウォーリア。どちらも超速レビューなんであっさり。キットの素性のよさが感じられる良い作例だと思います。どちらもコピック&リアルタッチマーカーの簡単フィ二ッシュなどで仕上げるのも面白いかもしれません。特にザクウォーリアの方は似合いそう。特集1はZガンダムプレリュードと称してA.O.Zとの関係性を解説してます。過去に登場した作品とかも少し載ってて、これらを見ると統一感があって気持ちいいです。ただ、写真のせいかもしれませんがアッシマーの機体、試作型(キハール)も含めて黄色といわゆるティターズブルーの統一を図って欲しかったです。カラーレシピを共有するとかはできると思うのですけどね。で、AOZ関係の作例でまず中村圭氏の先行量産型ハイザック。AOZ版ハイザックですね。ところどころにハイザックカスタム(いわゆる隠れハイザック)に似た形状の部分とかもあって面白いです。骨太なプロポーションとかっちりした面の仕上げが小気味よく見所の多い作品です。個人的に動力パイプの表現はとても参考になります。今井氏のPGガンダムMK2。言うことナシ。ディテールの入れ方、仕上げ、塗装、どれをとっても素晴らしい。非常に勉強になる作品だと思います。射水氏のヘイズル改は以前付録でついていた1/144キットなんですね。1/100だと思ってました(笑)個人的には胸のインテークなどに使われているクリームぽい色は微妙。米津氏の1/144マラサイ。いろんなキットを組み合わせてのミキシングビルドですね。ディテールの入れ方、面構成の仕上げ方、塗装、仕上げとこれまた素晴らしい作品です。シールド裏のデイテールや胸、スカート周りの面構成がとても好みです。デカールが若干シルバリング起こしているのが惜しい。マラサイHGUCで早いこと欲しいですね。空山氏のダンディライアン・コア・モジュールってまらさいやん!藤岡建機氏(AOZメカデザイナー、SEEDディスティニーにも参加)のイラストと比べて丸みが多めについてますね。先述の米津氏マラサイと比べても丸いです。ただ、イラストに近づけようとしたせいかプロポーションが微妙に悪い気がします。胴体が手足とのバランスを考えるとほんの少し太いかな?って感じですかね。仕上げや塗装は良いです。

ここで「A.O.Z」について少し。個人的にこういう連載は嫌いではありません。古くはMSVなどがそうですし、今でも人気の高いガンダムセンチネル、シルエットフォーミュラ、ガンダムWG-UNITなどなど外伝ものは映像媒体の本編とは違った魅力があるからで特に模型誌の関係するものはそのバリエーションの機体にも興味があるからです。しかし、今では神格化されつつあるガンダムセンチネルに比べてそれ以外の企画がいまいちな気がするのは何故でしょう?私が個人的に思うのはそのスタンスの違いにあるのではないかと考えます。センチネルはMSのデザインや作例など高い評価を受けていますが、それは企画の副産物であり、連載小説とその挿絵となるイメージ映像を特撮する為のあくまで撮影プロップとして作例の使用という割り切った所の差ではないかと思います。確かに模型誌である以上作例としての完成度は求められますが、連載小説としての企画の挿絵に作品を綺麗に見せるような画像では雰囲気を伝えにくいと思うのです。あと、登場キャラクターの画を見せてしまったことで読者側の想像力を少し消してしまった気もします。全てを出すのではなく受け手に想像させる隙をわざと空けておくというの面白いと思うのですけどね。SEED-MSVなどにも同様のことが言えると思います。何でもかんでもオフィシャルな設定を出せばいいとは思わないのですがいかがでしょうか?

それでは作例の感想に話を戻します。人首氏のMGハイザック、これだけ完成度が高いキットの作例は大変だろうなと思います。感想を書く方にしてもすごく難しいです。装甲外した状態の写真を見ると連邦系のMSというのがよくわかります。あとは特に書くことないですね。すいません。もちろん、キットレビューとしては良い出来だと思います。続いて、長谷川氏によるMGハイザックの後ハメ工作などの記事。ホビージャパン誌の野田氏の作例記事の工作と併せて自分の出来そうなものを取捨選択して行なうと良いと思います。やらなけりゃいけないってことはないのですけど塗装する人でワンランク上の作品を作りたいと思う人はこういう記事を参考に手を動かすということが大事だと思います。
SEEDアストレイBからはNAOKI氏のローエングリーン砲(本体アストレイBは射水氏作)。もうなんかなんでもアリですねSEEDアストレイ関係は。差し替えとはいえ展開状態になるのは良いですね。赤澤氏のペルグランデ。アストレイBのラスボスだそうです。これもドラグーンシステム搭載機だそうです。中央のコア部分は一つ目のパンダみたいですな。

SEED-MSVから古木氏のシグーディープアームズ。色味はホビージャパン誌の松田氏の作例よりは設定イラストに近いかもしれません。プロポーション改修などは松田氏のものより抑え目です。どちらがいいかは好みの問題ですね。

SEEDキャラクターフィギュアプロジェクトはミリアリア。バックショットの写真は結構いいかもと思いました。造形的にもいい感じだと思います。製品版がこのままなら手に入れてもいいかもしれませんね。

スパロボ大戦オリジナルジェネレーションからはゼンガー親分のスレードゲルミル。やっぱドリルですよドリル。斬艦刀もやっぱでかいです。あいかわらず良い作品ですね。スパロボ大戦はOVAにもなるそうで期待大ですね。

先月号でチラッとだけ出た桜井氏のラウンドバックラー希望号、そして士翼号。今までのロボットデザインとは一味違う感じが新鮮味がありますね。

その他気になるものとして電撃乙女組に宇宙のステルヴィアから智恵理氏原型の片瀬志麻と桜坂氏原型の藤沢やよいが。片瀬志麻(し~ぽんとかいう愛称らしい)の方は電撃ホビーマガジン誌上通販ではレジン製キットとして、一般販売はPVC完成品として発売されるらしい。キャラの雰囲気を伝える良い作品だと思います。藤沢やよいのほうは以前WHF神戸のごく簡単なレポートを書いたときに気になったキャラですね。こちらは誌上通販はないですがPVC完成品として一般販売されるそうです。ホント良い時代になったものです。

スケールモノは少ないものの、森田氏のイオタSVRが。ミウラを女性的と評するならこちらはなんとも男らしい車ですね。スーパーカーのなかではディーノ、童夢零、などと同じくらい好きな車です。作例もリア周りやホイールの質感など申し分ナシです。ボディーの艶がなんとも艶めかしくて美しいです。こういうのが作れるようになりたいものです。

今月の感想としてはこんな感じ。

それではまた次回。

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